会社・サービスを選ぶ

ファクタリング会社は、何を比べれば選べる?

ファクタリング会社を選ぶときは、広告の最低手数料や「最短○時間」だけでなく、自社の請求書が対象か、実際にいくら受け取れるか、いつ入金されるかを確認します。公表条件で候補を絞り、見積りと契約内容を比べて判断しましょう。

このページでは、掲載会社の公表条件を同じ項目で比較できます。気になる会社を選び、自社の必要額や入金希望日に合う候補を探してください。

会社を選んで比較する
01

会社選びの前に確認する3つのこと

必要なのは、請求書の額面ではなく手元に残る金額です。

支払いに必要な金額、資金が必要な日、売却したい請求書の内容を先に整理します。「大きな金額を扱う会社だから」「最短時間が短いから」ではなく、自社の条件を当てはめて候補を選ぶためです。

比較表
先に決めること自社で整理する内容
必要な受取額手数料などを差し引いた後、いくら必要か
必要な日いつまでに自社の口座へ入っている必要があるか
請求書と取引先売掛先、請求金額、入金予定日、通知・承諾への対応可否
公開条件で絞り、個別条件で決める
自社の必要額・必要日公開条件を比較個別の受取額・入金予定契約内容を確認合う候補を選ぶ
矢印は判断の順序。審査通過や契約成立を表すものではない。
02

会社を選んで条件を比較する

掲載順はおすすめ順ではありません。まず条件で候補を絞り、気になる会社を選んでください。

気になる会社を2〜4社選ぶと、条件を並べて比較できます。選択せずに、各社の詳しい条件を見ることもできます。

条件でしぼる

公開情報で確認できた項目だけを条件にしています

申込対象
契約方式
13社を表示中
表示の見方公式情報で確認済み公式情報では未確認(対象外ではありません)

アクセルファクター

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間
手数料
0.5%〜
入金の目安
書類送付から最短2時間
利用金額
公式情報では確認できず

Easy Factor

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間:公式情報では確認できず
手数料
2〜8%
入金の目安
最短60分はあくまで最短の案内です。公式FAQでは、条件がすべて整った場合に最短即日〜翌日となる可能性を示す一方、通常は2〜5営業日程度としています。希望日までの書類・審査・面談や契約・振込の進行を個別に確認してください。
利用金額
公式情報では確認できず

うりかけ堂

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間
手数料
1.5%〜(公式表記差に注意)
入金の目安
公式サイト内に「最短90分」と「最短2時間」の案内があります。申込日・必要書類・審査・契約状況により着金時刻は変わります。
利用金額
30万〜5,000万円

えんナビ

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間
手数料
具体料率は見積り確認
入金の目安
最短1日
利用金額
50万〜5,000万円

QuQuMo

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間:公式情報では確認できず
手数料
1%〜
入金の目安
書類が揃えば最短2時間
利用金額
金額上限なしの案内

トップ・マネジメント

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間
手数料
2社間3.5%〜/3社間0.5%〜/2.5社間1.8%〜
入金の目安
最短2時間
利用金額
総額3億円まで/売掛先1社1億円まで

西日本ファクター

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間
手数料
審査後に見積り確認
入金の目安
条件次第で最短即日(1,000万円まで)
利用金額
3,000万円まで

ビートレーディング

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間
手数料
2024年度平均:2者間10.3%/3者間6.8%
入金の目安
通常相談最短2時間/Portal最短50分
利用金額
上限設定なし。過去の買取実績は1万円〜7億円

ファクタリングZERO

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間
手数料
1.5〜10%
入金の目安
最短即日
利用金額
20万〜5,000万円

FACTOR⁺U

対象法人/個人事業主契約方式2社間:公式情報では確認できず/3社間:公式情報では確認できず
手数料
1.5%〜
入金の目安
入金最短40分
利用金額
1万円〜上限なし

PAYTODAY

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間:公式情報では確認できず
手数料
1〜9.5%
入金の目安
公式の入金時間に表記差あり
利用金額
トップ表示10万円〜上限なし。FAQは申込上限・下限なしと案内

ペイトナー

対象法人/個人事業主契約方式2社間/3社間:公式情報では確認できず
手数料
一律10%(振込手数料330円別)
入金の目安
最短即日
利用金額
1万円〜 / 初回最大50万円 / 利用実績等により最大300万円

labol(ラボル)

対象法人:公式情報では確認できず/個人事業主契約方式2社間/3社間:公式情報では確認できず
手数料
一律10%
入金の目安
審査完了後24時間365日振込
利用金額
1万円〜(請求書の一部も申請可)
0/4社2社以上選ぶと比較できます。

選んだ会社の比較

候補から2〜4社を選ぶと、同じ項目で並びます。

2社以上選ぶと比較できます。

公表情報で確認できない条件は「公式情報では確認できず」、公式資料の記載が異なる項目は「表記差あり」と表示します。

03

広告の「最短時間・最低手数料・必要書類」を確認する

公表されている数字を見たら、自社の申込みではどの条件が適用されるか確認します。特に重要なのは次の3点です。

最短時間は、どこから数える?

問い合わせ、書類提出、審査完了、契約完了。どの時点から数えた時間かを区別します。比較表の数字だけで予定を組まず、今の準備状況から必要な日までに着金できる見込みを聞きます。

最低手数料ではなく、受取額はいくら?

「手数料率はいくらですか」に加えて、「今回の請求書では、別途費用も含めて口座にいくら入りますか」と聞きます。料率が低くても、必要額に届かなければ今回の資金繰りには足りません。

書類の数は、どの段階の話?

申込みに必要な書類と、契約までに必要な書類を分けます。用意できない資料がある場合は、資料が少ないという広告文だけで進まず、自社の申込みで必要になるものを確かめます。

04

契約方式と申込対象を確認する

2社間・3社間では何が違う?

2社間と3社間では、売掛先への連絡や、支払期日の売掛金の受け取り方が異なります。手数料と入金速度だけでなく、売掛先の協力が必要か、自社にどのような手続きが残るかも確認しましょう。

比較表
比較すること2社間ファクタリング3社間ファクタリング
主な関係者利用企業とファクタリング会社利用企業、ファクタリング会社、売掛先
売掛先への通知・承諾売掛先への通知・承諾を行わずに進める形が一般的売掛先への通知・承諾を伴う形が一般的
売掛金の回収売掛先から利用企業へ入金後、利用企業がファクタリング会社へ送金する形が一般的売掛先がファクタリング会社へ直接支払う形が一般的
時間と費用の傾向資金化が比較的早い一方、手数料は高めになりやすい売掛先との手続きに時間を要する一方、手数料は低めになりやすい

表は一般的な違いです。通知方法、債権譲渡登記、入金日、費用は実際の契約条件で確認してください。

申込者と売掛先の条件は別

個人事業主が申し込める会社でも、売掛先や請求書の内容によって取扱いは異なります。創業間もない場合は、決算書・確定申告書など、提出できる資料と必要書類を先に確認しましょう。

「個人事業主が申込対象であること」と「売掛先が個人事業主の請求書を扱うこと」は、同じ条件ではありません。

売掛先が支払わない場合の負担も確認する

契約書では、売掛先が期日に支払わなかった場合に、自社が買戻しや支払いを求められる条件を確認してください。金融庁は、ファクタリングを装った貸付けについて注意を呼びかけています。

05

見積りは、同じ請求書と入金希望日で比較する

比較したいのは広告同士ではなく、自社が受け入れる契約条件同士です。

複数社の条件を比べる際は、請求書と必要額・必要日をそろえ、次の項目を並べます。

比較表
比較メモの項目書き留めること
受取額実際に口座へ入る金額
費用手数料と、それ以外に負担する費用
入金予定どの準備が済めば、いつの入金を見込めるか
契約後の対応売掛先から入金された後、自社が行う送金など
通知と未回収時の扱い誰に、どのような場合に連絡し、誰が負担するのか

同じ請求書について複数社から見積りを取ることと、同じ売掛債権を複数社へ譲渡することは別です。契約前に譲渡対象を確かめ、すでに譲渡した債権がある場合は申込先に伝えましょう。

06

申込み前に確認すること

候補が決まったら、次の点を確認しましょう。

  • 必要な受取額と入金希望日を整理した
  • 売掛先と請求書が取扱対象であることを確認した
  • 手数料以外の費用を含め、実際の受取額を確認した
  • 入金までの手続きと必要書類を確認した
  • 2社間・3社間の契約方式と、売掛先への通知方法を確認した
  • 売掛金の回収後の送金方法を確認した
  • 未回収時の負担や買戻しに関する条項を確認した
  • 譲渡する債権の範囲を確認し、契約前の疑問を解消した
07

よくある質問

ファクタリングはビジネスローンと同じですか?

仕組みが異なります。一般的な買取型ファクタリングは売掛債権を譲渡して代金を受け取る取引です。ビジネスローンは資金を借り、契約に従って返済します。ファクタリングでも契約の実態によっては貸付けに当たる場合があるため、契約内容を確認してください。

2社間なら売掛先への連絡はありませんか?

2社間は、通常の契約手続きで売掛先の承諾を求めない形が一般的です。ただし、通知や債権譲渡登記の扱いは契約によって異なります。売掛先への連絡が必要になる条件を事前に確認してください。

個人事業主や創業間もない事業者でも申し込めますか?

申込みに対応する会社はあります。利用できるかは、売掛先や請求書の内容、必要書類などによって異なります。申込者の条件と売掛先の条件を分けて確認してください。

「最短即日」と書かれていれば、その日に入金されますか?

申込時刻、書類提出、審査、契約手続きによって入金日は変わります。必要な日が決まっている場合は、手続きの締切と入金予定日を確認してください。

売掛先が支払わなかった場合、自社が代わりに支払う必要はありますか?

契約によって扱いが異なります。債権の買戻しや支払いを求められる条件がないか、契約書を確認してください。疑問がある場合は契約前に専門家へ相談しましょう。

複数の会社へ見積りを依頼してもよいですか?

複数社に同じ請求書で見積りを依頼し、受取額や契約条件を比較できます。ただし、見積りと契約は別です。同じ売掛債権を複数社へ譲渡する契約は重ねないでください。

08

会社の詳細・契約の注意点を確認する

ほかの掲載会社を探す

会社名やサービス名から掲載情報を探せます。気になる会社が見つかったら、詳しい利用条件を確認しましょう。

見積りや契約条件が気になる

受取額・入金予定・売掛先への通知・未回収時の負担を整理し、契約前の疑問を解消しましょう。

ファクタリングでは条件が合わない

売掛債権が使えない、必要額に届かない、費用を負担した後の資金繰りが苦しい。この場合は会社探しを続けるだけでなく、支払い時期の調整や借入も比較します。

資金繰りの状況から考えたい

必要額と入出金のタイミングから、まず何を動かすかを考えます。